ただただ辛い

昨日は彼の家に置いてあった私の荷物を取りに行った
彼の家の最寄駅で待ち合わせをし、一緒に夕食をした
何度か一緒に入ったことのある焼き鳥屋さん
焼き鳥大好きな私は「今日何食べる?」と聞かれるたびに「焼き鳥」と答えていたよね


そこで焼き鳥を食べながら、コレが彼と最後の食事なんだと考えたら涙が出てきた
絶対に泣かないって決めてたのに・・・



彼は「店出ようか?」と気を使ってくれた
でも「大丈夫」と


だって・・・店を出たら一緒にいる時間が短くなってしまうから


お盆の間何をしていたかなど当たり障りの無い話をしながら食事を済ませた


店を出て、彼の家に向かう
途中、また涙が出てきた
もぅボロボロだった
涙を拭いても拭いても止まらない
彼は「泣かないで」と手を握ってくれた


正直、自分がここまで泣いてしまうとは思いもよらないくらい泣いた



彼の家に着いた
相変わらず片付いていない部屋だった
それが妙に懐かしく、嬉しく思えた



透明の収納ケース
上から2段目が私の私物入れだった
泣きながら荷物をかばんに詰め込む
今日でこの家に来るのも最後なんだ・・・
そんなことを考えると益々涙が止まらない


ボロボロボロボロ・・・
いつまでも涙が止まらない
そんな私を彼は優しく抱きしめてくれた


恥を知りながらも「もぅ一度やり直せないかな?」と聞いた
でも「もう心の整理をつけたから」と・・・
そうだよね、言い出したのは私のくせに・・・・
でもね、「もぅ別れよう」と言ったあの日から、私の中でどんどんあなたの存在が大きくなっていたんです


地元の友達とふざけてるときも、どんな時でもあなたのことを考えていました
どんなに「やり直そう」と電話しようと思ったことか


ひょっとしたら連絡があったんじゃないか?
そう思って何度ヴォーダフォンの携帯を見たことか
あなたからしか連絡が無い、ヴォーダフォンの携帯
何度確認したことだろう










お台場行きたいね
出雲行こうね
ディズニーも行って無いね
奈良にまた行こうよ








約束したけど行って無い場所がまだまだあるよ



「待ってても望みは無いのかな?」
思い切って聞いてみた
「んー、他にイイ人探した方がいいよ」
と彼は答えた


本当に滝のような涙が流れた


そっか、もぅあなたの中では私は過去の人になっているんだね
いつまでもしつこくしているわけにはいかないね


でも・・・
そう分かっていても、あなたへの思いがどんどん溢れてきます


心が苦しい、痛い、切ない、そして悲しい
この思いを吹っ切るには、まだまだ時間がかかりそうです